耐熱・光学ポリマー/特殊コンパウンドの世界市場 市場動向2

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■特殊コンパウンドの世界市場

 2018年見込2022年見込主要用途
販売金額合計1兆5,482億円1兆6,170億円 
難燃コンパウンド※1兆3,858億円1兆4,400億円家電、OA機器、電子部品
摺動性改善コンパウンド912億円990億円OA機器(ギア、軸受、他)
導電・帯電防止コンパウンド665億円725億円電子部品包材・トレー
放熱コンパウンド26億円29億円LEDランプ、光ピックアップ
電磁波シールドコンパウンド19億円23億円カメラ、モバイル機器
誘電率制御コンパウンド2億円3億円携帯電話アンテナ
※難燃コンパウンドは、熱可塑性樹脂難燃コンパウンドである。富士キメラ総研推定

上記の特殊コンパウンド市場は、合計1兆5,482億円規模が見込まれる。中でも難燃コンパウンドのウェイトが高く、9割弱を占める。家電、OA機器、電子部品などで難燃性が要求される場合が多く、難燃剤を添加することでV-0以上の難燃を実現している。

2018年~2022年にかけて、難燃コンパウンドは年率1%程度の微増推移が予測される。一方、電磁波シールドコンパウンドは自動車における電磁波シールドのニーズ増加により需要拡大となる見通しである。

■特殊コンパウンドの用途状況(2018年見込)
1)難燃コンパウンド
家電製品テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、トイレ、他
OA機器複写機部品、プリンター部品、トナーカートリッジ、パソコン、モニター、他
その他電子部品コネクター、スイッチ、リレー、部品(HDD、光ディスクドライブ、照明器具)
設備・建材、他配電盤、電源ボックス、ガス器具、電線カバー、産業機械部品(ギアなど)、他
2)摺動性改善コンパウンド
OA機器・電気機器定着部ギア、ヒートローラー軸受、すべり軸受ユニット、分離爪、排紙部品、スリーブ、分離板、トナースクリュー、コンプレッサー部品、他
自動車コネクター、ギア(ドアミラー、シートスライドギア、ワイパーギア)、タイミングチェーン、ワッシャー、ポンプインペラー、オイルシール、アクセルカムペダル、ドアロックピン、オートテンショナー、二輪ギア、他
その他(産業機器)ギア、車輪、ガイドレール、ベアリングリテーナー、シールリング、軸受、ブッシュ、コンプレッサー部品、半導体製造装置部品、搬送装置部品、他
3)導電・帯電防止コンパウンド
電子部品包材・トレーICトレー、電子部品ケース、HDD搬送用ケース、エンボスキャリアテープ、他
自動車外装(フェンダー、ホイールキャップ、他)、ギア、ローラー、他
その他導電部品、各種筐体帯電防止(OA機器、家電、遊技機、他)
4)放熱コンパウンド
LEDLEDランプ(ヒートシンク、筐体、他)
その他光ピックアップ、自動車部品(ランプ周辺、ECU周辺、電装部品など)、電子部品筐体、放熱パッド、放熱シート、他
5)電磁波シールドコンパウンド
電子部品一眼レフカメラ、携帯電話、プリンター、電子部品(コネクターなど)、電子レンジ
自動車センサー、ラジオ干渉防止、ECUケース
その他パチンコ、ATM、他
6)誘導率制御コンパウンド
電気・電子LEDランプ(ヒートシンク、筐体、他)
その他携帯電話アンテナ、衛星ラジオアンテナ、光フェルール、コネクター(サーバー、他)、センサー、他
参考文献:2018年 耐熱・光学ポリマー/特殊コンパウンドの現状と将来展望

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