自動車向け二次電池の世界市場 市場動向2

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■自動車における補機用二次電池の世界市場

 2017年実績2025年予測2030年予測2017年比
ICEV/ISSV9,113万台8,052万台6,945万台76.2%
次世代環境自動車617万台3,375万台5,240万台8.5倍
補機用二次電池1兆5,628億円1兆9,679億円2兆1,184億円135.6%
 ICEV/ISSV1兆5,132億円1兆6,701億円1兆5,132億円100.0%
 次世代環境自動車496億円2,978億円6,052億円12.2倍
※ICEV/ISSV:内燃機関自動車/アイドリングストップ自動車富士経済推定

補機用電池は、ICEV/ISSV/に加えて次世代環境自動車においてもバッテリーシステム起動や12V系電源用として搭載されている。ICEV/ISSV向けは2030年に市場縮小が予測されるが、次世代環境自動車向けが拡大し、補機用電池市場は2030年に2兆1,184億円へ拡大すると予測される。

■補機用二次電池の電池種別世界市場

補機用二次電池の電池種別世界市場

電池種別ではICEV/ISSV向け、環境対応車向け問わず、鉛電池がほぼ100%を占める(2017年時点)。ISSVや12V系マイクロHVでは、ICEVと比較し容量の大きい鉛電池が採用されている。鉛電池は信頼性の高さや低価格であることから今後も補機用電池の主流であるとみられる。しかし、鉛を有害物質として使用を規制する欧州ELV指令等により、リチウムイオン電池の低価格化や低温始動性の改善、エンジンルームなど高温耐久性の向上などにより鉛電池からリチウムイオン電池へ段階的に進むとみられる。今後リチウムイオン電池の大きい需要が期待できることから、新規参入も含め日系リチウムイオン電池メーカーの開発機運が高まっている。

■エリア別自動車向け二次電池の世界市場
1)駆動用二次電池


2017年に中国市場の次世代環境自動車生産台数が242万台を超えており、世界全体の約39%を占める。次いで日本が219万台以上を生産しており、2エリアで世界市場の約75%を占めている。蓄電デバイス市場ではEVの普及が進む中国、アメリカのシェアが高い。特に中国は2017年に約1兆5円市場となり、世界市場の約55%を占めている。2030年は中国が4.6兆円と予測され、比率は下がるものの45%を占め、欧州は2.3兆円、北米・中南米は2.1兆円が予測され、それぞれ市場の20%程度を占める。

2)補機用二次電池


2017年に中国市場の補機用電池搭載自動車生産台数は2,901万台を超えており、世界全体の約30%を占める。欧州、アメリカも2,000万台以上を生産しており、3エリアで世界市場の約74%を占めている。2030年は、欧州を中心にPbからLiBへの一部代替が想定され、生産台数市場よりも高い伸長率で推移することが予測される。

参考文献:エネルギー・大型二次電池・材料の将来展望 2018
-次世代環境自動車分野偏-

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