画像処理システムの世界市場 市場動向2

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今回は、画像処理システム関連の注目市場を解説する。

■FA用エリアスキャンカメラの世界市場


2017年は半導体、電子部品(スマートフォン、車載用)関連の設備投資が盛んであったことから、市場は大きく拡大した。中国、韓国、台湾を中心としたアジアの伸びが市場をけん引した。2018年は後半から生じた米中貿易摩擦の影響から市場の伸びは鈍化するものの、前年比9.3%増が見込まれる。2019年も引き続き米中貿易摩擦の影響が懸念されるものの、世界的な省人化、自動化ニーズの高まりから市場拡大は続くとみられる。中国、韓国、台湾などのアジア市場が中心となり、エレクトロニクス分野で需要が増加するとみられる。日本や欧州は半導体、電子部品関連の装置向けに加え、食品・化粧品・医薬品・ライフサイエンス関連や物流など幅広い分野で需要増加が期待される。

■画像処理レンズの世界市場


2017年は中国、韓国、日本を中心としたアジアにおいて需要が増加した。半導体、スマートフォン、車載用電子部品、液晶関連の設備投資が活発化し、市場は大幅に拡大した。2018年も引き続き中国を始めとするアジアにおいて半導体、電子部品関連の需要が好調なことから、市場は伸長が見込まれる。2019年以降も2018年後半から生じている日中貿易摩擦の影響などによる不確定要素はあるものの、世界的な省人化、自動化ニーズや幅広い業種においての品質要求の高まりが追い風となり、市場は拡大するとみられる。

■ディープラーニング活用型画像処理ソフトの世界市場


市場は2017年に市場が立ち上がり、2018年は前年比5.2倍の31億円が見込まれる。PoC(Proof of Concept)案件が中心であり、製造ラインへの本格導入は始まった段階である。製造の現場ではディープラーニングを活用した目視検査員の削減を模索している。様々な業種で今後も世界的に需要が増加し、2021年には212億円市場に到達するとみられる。

■アクセラレータボードの世界市場


2018年に市場が立ち上がった。現在は日本が先行し今後先進国を中心に、市場は急速に拡大するものと期待されている。製造業の自動化が進む中、検査などの工程の精度向上、装置の自律制御において活用が進む見通しである。中国などアジア圏においても、製造業における人手不足は深刻化しており、より高度な自動化システムを構築する上で、ニューラルネットワークによる推論処理が可能な当該製品のニーズは、グローバルで拡大すると推察される。

参考文献:2018 画像処理システム市場の現状と将来展望

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