家電製品の世界市場 市場動向2

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今回は、主要家電製品の市場動向を解説する。

■洗濯機/洗濯乾燥機

 2018年実績2023年予測2018年比
生産台数1億1,227万台1億2,108万台107.8%
富士経済推定



東南アジアが個人消費の伸び悩みにより需要が減少したものの、日本や中国などが比較的好調であったことから拡大した。日本は、ドラム式や、まとめ洗いや大物洗いのニーズがみられることから大容量機種が好調であった。中国は、不動産規制が継続し新築住宅数の伸びが落ち着いているものの、需要は安定している。今後は、普及率が低く伸びしろのあるインドやインドネシアなどが市場の拡大をけん引していくとみられる。

■冷蔵庫

 2018年実績2023年予測2018年比
生産台数1億2,801万台1億3,648万台106.6%
富士経済推定



普及率の低い東南アジアなどは、需要が伸び悩んだことから微増となった。雨が多く天候不順や為替の問題が要因とみられる。中国は、不動産規制が継続し新築住宅数の伸びが落ち着いているものの、ECを通じた需要が好調だった。日本は横ばいだった。今後は比較的堅調に推移しているインド市場に各社注目している。

■電子レンジ/電気オーブンレンジ

 2018年実績2023年予測2018年比
生産台数1億411万台1億801万台103.7%
富士経済推定



中国の旺盛なECによる個人消費が市場拡大をけん引した。一方、日本はここ数年の高機能なオーブンレンジの伸びが落ち着き、シンプルな単機能レンジが単身を含む少数世帯の増加によって伸びた。しかし、今後は欧米などの成熟市場で大きな伸びが期待できないことから、市場は横ばいと予想される。生産は、中国が全世界の85%以上を占めている。

■ロボット掃除機

 2018年実績2023年予測2018年比
生産台数1,230万台1,710万台139.0%
富士経済推定



中国では、中国の大手ロボット掃除機メーカーが好調である。また、安価だが高い品質で生産できるメーカーも増加していることから生産量が伸びている。日本の普及率はいまだ低い状況であるが、iRobot Japan が新商品「ルンバe5」の発売開始に合わせて、「一家に1台」をスローガンに積極的な販売促進に取り組んでいる。

■美顔器

 2018年実績2023年予測2018年比
生産台数4,137万台6,337万台153.2%
富士経済推定



美顔器は年々身近な製品として認知度が高まっており需要が増加している。現状は中国での生産が最も多いが、美容に直結する要素が多いことから安価な製品よりも高品質な製品へ需要が集中している。「メイドインジャパン」のブランド力が付加価値となっており、今後は日本での生産が増えていくとみられる。また、製品のIoT化が進んでおり利用者のニーズを踏まえた需要を獲得するとみられ、今後の市場拡大が期待される。

参考文献:グローバル家電市場総調査 2019

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