イメージ&センシング関連の世界市場 市場動向1

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■イメージング&センシング関連部品・デバイスの世界市場

 2018年見込2017年比2022年予測2017年比
合計7兆1,363億円110.7%10兆4,529億円162.2%






光学ユニット4兆3,075億円11.9%6兆3,224億円165.8%
半導体デバイス1兆7,768億円106.8%2兆7,434億円164.9%
光学部品8,093億円108.8%1兆863億円146.0%
光学関連材料・装置2,427億円108.7%3,008億円134.8%
富士キメラ総研推定
市場は、光学ユニット、半導体デバイス、光学部品、光学関連材料・装置の4分野34品目を対象とした。特に光学ユニット、半導体デバイスは年平均成長率7%以上(2017年から2024年)が予測される。

光学ユニットでは、車載カメラモジュール、車載カメラ用レンズユニット、ヘッドライトシステム、HUD、LIDARなど車載関連が伸びている。また、小型カメラモジュールやモバイルレンズユニットは、スマートフォン搭載カメラの複眼化により需要増加が期待される。

半導体デバイスでは、センシング用途やスマートフォン搭載カメラの複眼化による需要増加が予想される。エリアイメージセンサー、TOFセンサー、赤外光LEDパッケージ、VCSEL、マイクロボロメーターなどの伸びが期待される。また、プロジェクターでは、レーザー光源へのシフトが進んでおり、可視光半導体レーザー(プロジェクター用)も大きく伸びるとみられる。

光学部品、光学関連材料・装置も堅調な伸びが予想される。光学部品では光学フィルター、ウエハレベルレンズ、ヘッドライト用光学部品、HUD用光学部品、レーザー加工機用光学部品、光学関連材料・装置ではレンズ用樹脂材料や光学接着剤、射出成形機の伸びが期待される。

■注目部品:車載カメラモジュールの世界市場

2018年見込2017年比2022年予測2017年比
2,958億円114.0%6,740億円2.6倍
富士キメラ総研推定
上記は、自動車に搭載されるカメラモジュールを対象とした(ドライブレコーダーは対象外)。車載カメラはビューイングカメラとセンシングカメラに大別されるが、自動車市場の拡大と安全機能の向上目的、また、自動運転への対応などにより需要が増加している。

ビューイングカメラはバックモニターのみの搭載から、サラウンドビューイングへと移行しており、搭載数量が増加している。センシングカメラもフロントだけでなく、サイドやリアなど車両1台当たりの搭載個数が増えると予想される。特に、市街地における自動運転を実現するために広角カメラのニーズが高まるとみられ、参入メーカーは広角化を実現するためにイメージセンサーの高画素化に加え、組み立て精度の向上に取り組んでいる。また、単眼、ステレオに続いて三眼の搭載も進んでおり、市場拡大に寄与するとみられる。今後も堅調な需要増加が期待され、2024年の市場は2017年比2.6倍の6,740億円が予測される。

■注目デバイス:LIDARの世界市場

2018年見込2017年比2022年予測2017年比
669億円108.3%1,850億円3.0倍
富士キメラ総研推定
LIDAR(Light Detection and Ranging)はレーザーを空間に照射することで空間情報をスキャンし、物体の有無などを認識するデバイスである。上記は水平方向のみのスキャンを行う2D LIDAR、水平方向と垂直方向の両方を認識する3D LIDARを対象とした。

現状、市場の大部分を2D LIDARが占めている。ロボット掃除機や交通インフラ、AGV向けなどの需要が中心である。交通インフラでは、主に鉄道分野で、線路上、ホーム上の障害物、落下物などの検知に利用されるほか、人流カウントや傷病者、不審者の発見などの安全性向上目的で利用されている。また、高速道路などでETCのバーコントロールや速度計代替、過積載防止などが実用化されている。AGVでは、工場内での自車位置推定と障害物検知などで使用されている。各用途での採用増加に伴い価格低下も進むとみられ、市場は堅調な伸びが期待される。3D LIDARはFA、自動車やドローン測量などで採用される高機能・高価格の製品が中心である。現状の市場は小さいが、自動車で本格採用が始まる2022年以降は伸びが期待される。

■調査対象品目







光学ユニット・小型カメラモジュール ・マシンビジョンカメラ(ライン) ・ヘッドライトシステム ・車載カメラモジュール ・電子ビューファインダーモジュール ・HUD ・モバイルレンズユニット ・LIDAR(2D・3D) ・車載カメラ用レンズユニット ・バーコードリーダーモジュール ・マシンビジョンカメラ(エリア)
半導体デバイス・エリアイメージセンサー ・リニアイメージセンサー(CIS) ・VCSEL ・TOFセンサー ・マイクロボロメーター ・リニアイメージセンサー(RO) ・可視光半導体レーザー(プロジェクター用) ・赤外光LEDパッケージ(600mW以上)
光学部品・光学レンズ ・ヘッドライト用光学部品 ・遠赤外線カメラ用レンズ ・光学フィルター ・HUD用光学部品 ・レーザー加工機用光学部品 ・ウエハレベルレンズ ・アナモルフィックレンズ
光学関連材料・装置・レンズ用樹脂材料 ・光学接着剤 ・射出成形機 ・光学ガラス ・イメージセンサー用カラーレジスト ・光学薄膜形成装置 ・レンズ用コーティング材料
富士キメラ総研推定
参考文献:グローバル家電市場総調査 2019

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