コネクテッドカーの世界市場 市場動向1

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■コネクテッドカーの世界市場予測(乗用車)

 2017年実績2022年予測2017年比2035年予測2017年比
コネクテッドカー
合計(A)
2,343万台4,324万台184.5%1億250万台4.4倍
エンベデット型IVI765万台2,013万台2.6倍4,040万台5.3倍
モバイル連携型IVI886万台1,250万台141.1%2,590万台2.9倍
通信型カーナビゲーション464万台578万台124.6%600万台129.3%
その他228万台483万台2.1倍3,020万台13.2倍
新車販売数(B)8,198万台8,838万台107.8%1億1,600万台141.5%
コネクテッドカー
比率(A)/(B)
28.6%48.9%88.4%
富士経済推定

※IVI:車載インフォテインメントシステム
エンベデット型IVIテレマティクスモジュールを内蔵したIVI、TCUを経由して外部と接続可能なIVIシステム
モバイル連携型IVIスマートフォン等のモバイル機器の通信機能により外部と接続可能なIVIシステム
通信型カーナビゲーションテレマティクスモジュールやモバイル機器の通信機能により外部と接続が可能なカーナビゲーション
その他サードパーティーのシステムを搭載するディスプレイオーディオなど

IVIやカーナビゲーションなどの車載情報端末を搭載したコネクテッドカー市場は堅調に拡大し、2020年に3,435万台、2035年には1億250万台へ拡大するとみられる。新車販売台数に占めるコネクテッドカーの割合は2018年に3割をようやく超えるが、2022年には5割弱、2035年には9割近くを占めると予想される。

市場拡大をけん引するのはIVI搭載のコネクテッドカーである。IVIは車載通信機を用いるエンベデッド型と、スマートフォンなどを使用して接続するモバイル連携型に大別されるが、特に常時接続可能なエンベデッド型が大きく伸びるとみられる。エンベデッド型はこれまで高級車などを中心に搭載されてきたが、今後は大衆車クラスへの広がりが期待される。

■エリア別コネクテッドカーの市場予測(新車販売ベース)

 2017年実績構成比2022年予測構成比2035年予測構成比
コネクテッドカー合計2,343万台100.0%4,324万台100.0%1億250万台100.0%
日本275万台11.7%380万台8.8%310万台3.0%
北米808万台34.5%1,019万台23.6%1,410万台13.8%
欧州599万台25.6%1,022万台23.6%1,460万台14.2%
中国366万台15.6%1,070万台24.7%2,470万台24.1%
その他295万台12.6%833万台19.3%4,600万台44.9%
富士経済推定

※上記エリアの対象国
北米米国、カナダ、メキシコ
欧州アイスランド、アイルランド、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク、英国
その他上記以外の国・地域(除く日本、中国)

エリア別にみると、現状は北米や欧州が、市場拡大をけん引している。これらの地域では自動車メーカーがテレマティクスに注力しており、今後もエンベデッド型IVIを軸に堅調な需要が期待される。

中国は、今後も新車販売台数の増加に比例して大幅な伸びが予想され、2022年には世界最大の需要地になるとみられる。IVIやディスプレイオーディオをベースとするコネクテッドカーの需要が増える。IVIではモバイル連携型が大きく伸びると予想される。日本は、通信型カーナビゲーションを中心に当面は伸びるとみられる。しかし、長期的には新車販売台数が減少するため、コネクテッドカー市場は2020年代前半のピークアウトが予想される。その他の国・地域では、韓国やオーストラリアなどでコネクテッドカーの需要が増加している。今後は、中東や東南アジアなども伸びが期待される。これらのエリアでは、モバイル連携型IVIやディスプレイオーディオをベースとするコネクテッドカーの需要が増加するとみられる。

参考文献:コネクテッドカー関連市場の現状とテレマティック戦略 2019

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