ディスプレイデバイスの世界市場 市場動向1

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■ディスプレイデバイスの世界市場

 2018年実績2019年見込2024年予測2018年比
合計12兆7,433億円12兆1,009億円13兆4,235億円105.3%
大型TFT7兆4,953億円6兆9,930億円6兆5,000億円86.7%
中小型TFT2兆6,781億円2兆4,433億円2兆6,260億円98.1%
大型AMOLED2,896億円3,118億円8,399億円2.9倍
中小型AMOLED2兆2,803億円2兆3,528億円3兆4,576億円151.6%
※金額はモジュールベースで算出富士キメラ総研推定



製品定義
大型TFTTV、IT(PCモニター・AIO、ノートPC、タブレット)、パブリック・サイネージモニター、医療用モニター、カラーマネジメントモニター、放送局用モニター向けのTFTを対象
中小型TFT大型TFT以外のTFT(スマートフォン、携帯ゲーム機、車載ディスプレイ、DSC等)
大型AMOLEDTFTによりアクティブ駆動するAMOLED(Active Matrix Organic Light Emitting Diode)のうち、TV、PCモニター、ノートPC、タブレット、パブリックモニター、医療用モニター、カラーマネジメントモニター、放送局用モニター向けを対象
中小型AMOLED大型AMOLED以外のAMOLED(スマートフォン、スマートウォッチ等)

2018年の世界市場は、中小型AMOLEDが枚数ベースでは増加したものの大幅な単価の下落により二桁減となったことや、大型TFTのタブレット端末向けの減少により縮小した。

2019年は、大型TFTがTV向けパネルの供給過剰による単価下落や中小型TFTがスマートフォンにおけるAMOLEDの採用増加により縮小し、市場は2018年比5.1%減が見込まれる。なお、TFTは大型・中小型ともに縮小が見込まれる。AMOLEDは大型・中小型ともに好調である。大型AMOLEDはOLED-TV向けがけん引している。中小型AMOLEDはスマートフォンでの採用本格化もあり、単価下落が進んだものの枚数ベースで二桁増が見込まれる。

2020年以降も大型TFTの縮小は続くが、中小型TFTは、スマートウォッチやヘッドマウントディスプレイ(HMD)などのウェアラブル端末、車載ディスプレイなどで需要を獲得し緩やかながらも拡大していくとみられる。市場はスマートフォンやTVを中心に採用が広がるAMOLEDが市場拡大をけん引していく。

■注目ディスプレイデバイス(マイクロLED、マイクロOLED)の世界市場

 2019年見込2018年比2024年予測2018年比
マイクロLED僅少1,278億円
マイクロOLED79億円102.6%378億円4.9倍
富士キメラ総研推定

マイクロLEDは、チップサイズが100μm角未満のLEDを採用した自発光ディスプレイを対象とする。現在サイネージモニターなどで僅かに採用されており、今後は、輝度、コントラストが高いことから、スマートウォッチやスマートグラス、スマートフォンでも採用が期待される。コンシューマー向け製品の投入で市場の拡大は2022年以降に本格化するとみられる。大型はTV、中小型はウェアラブル端末(スマートウォッチ、スマートグラス)から採用が始まり、価格要求が厳しいスマートフォンは2024年頃からの採用が期待される。

マイクロOLEDは、NearEye用マイクロディスプレイとして、電子ビューファインダー(以下、EVF)やスマートグラスに用いられるデバイスを対象とする。コントラストや応答性に優れることから、ミラーレス機のEVFでの採用が多いが、今後ミラーレス機向けは微増から横ばいが予想される。一方、スマートグラス向けは、シェアトップのメーカーが採用しているほか、他のディスプレイデバイスからマイクロOLEDに切り替えるメーカーもおり、市場の拡大が予想される。

参考文献:2019 ディスプレイ関連市場の現状と将来展望(上巻)

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