自動車用材料の世界市場 市場動向1

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■自動車用材料(45品目)の世界市場
<数量>
 2019年見込2018年比2030年予測2018年比
合計1億1,034万トン96.7%1億3,358万トン117.1%
汎用樹脂799万トン96.5%1,029万トン124.3%
エンプラ・熱硬化性樹脂456万トン98.1%657万トン141.3%
合成ゴム・エラストマー264万トン96.0%374万トン136.0%
鉄・非鉄金属・セラミック9,363万トン97.6%1億1,092万トン114.6%
加工品・応用材料152万トン97.4%206万トン132.1%
富士キメラ総研推定

<金額>
 2019年見込2018年比2030年予測2018年比
合計18兆5,214億円97.2%23兆4,251億円123.0%
汎用樹脂1兆7,780億円94.3%2兆1,962億円116.5%
エンプラ・熱硬化性樹脂2兆7,501億円96.9%3兆6,839億円129.8%
合成ゴム・エラストマー1兆687億円97.6%1兆4,763億円134.8%
鉄・非鉄金属・セラミック11兆5,542億円97.6%14兆2,350億円120.3%
加工品・応用材料1兆3,705億円98.1%1兆8,337億円131.3%
富士キメラ総研推定



自動車材料は、従来のニーズである軽量化、低燃費化に加え、「CASE」化が進むことで車内における快適性の向上が求められるなど、要求の多様化により採用動向に変化がみられる。自動車材料市場の中で、伸長率が高い分野はエンプラ・熱硬化性樹脂、合成ゴム・エラストマーで、今後も軽量化、高機能化、次世代技術などに対応できる材料の需要が増加するとみられる。

汎用樹脂分野は、すでにさまざまな用途で利用が進んでおり、新たな用途開拓が難しくなっているものの、長期的には新興国を中心とした自動車の生産台数増加の影響を受けて堅調に市場は拡大していくとみられる。

エンプラ・熱硬化性樹脂分野は、耐熱性や機械的強度を保ちながら軽量化を実現する素材として採用が増加している。特にPPS・SPS、高耐熱樹脂が伸長している。非常に高い性能を背景に、従来であれば金属を使用することが一般的であった部品も樹脂化が進んでいる。

合成ゴム・エラストマー分野では、S-SBRやTPV・TPOの伸びが高い。S-SBRは低燃費タイヤ、TPV・TPOは内装材などで採用されており、全体的にも燃費や意匠性・快適性といった、今後の自動車差別化要因に関わる部品に使用される材料が多い。

鉄・非鉄金属・セラミック分野では、最も市場規模の大きい軟鋼が他の材料への移行が進むことから、今後緩やかに縮小していくとみられる。一方、軟鋼以外は自動車の軽量化、高機能化が進むことで伸長していくと予想される。

加工品・応用素材分野は、自動車用放熱材や高周波対応部材の伸びが高く、自動車制御の高度化や5G通信の導入が進められる中で、急速に市場は拡大するとみられる。

対象製品
汎用樹脂・PP(ポリプロピレン)・PC(ポリカーボネート)/ABS
・PVC(ポリ塩化ビニル)
・PE(ポリエチレン)・PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)
・ABS・ASA・AES
(アクリロニトリル ブタジエン スチレン共重合樹脂・アクリロニトリル スチレン アクリルゴム共重合樹脂・アクリロニトリル エチレン プロピレン ジエン スチレン共重合樹脂)
エンプラ・熱硬化性樹脂・PC(ポリカーボネート)・耐熱PA・高耐熱樹脂
・POM(ポリアセタール)・m-PPE(変性ポリフェニレンエーテル)
・フッ素・PBT(ポリブチレンテレフタレート)・PA(ポリアミド)6・PA66
・PPS・SPS( ポリフェニレンサルファイド・シンジオタクチックポリスチレン)
・エポキシ・ポリウレタン・PA11・PA12
・LCP(液晶ポリマー)・不飽和ポリエステル
合成ゴム・エラストマー・CR(クロロプレンゴム)・ECO(エピクロルヒドリンゴム)・TPV・TPO
・EPDM(エチレンプロピレンゴム)・シリコーンゴム(オレフィン系エラストマー)
・NBR・HNBR
(アクリロニトリルブタジエンゴム ・ 水素化アクリロニトリルブタジエンゴム)
・フッ素ゴム・S-SBR(溶液重合スチレンブタジエンゴム)
・TPS(スチレン系エラストマー)・TPC(ポリエステル系エラストマー)
・TPU(ウレタン系エラストマー)・ACM(アクリルゴム)
鉄・非鉄金属・セラミック・軟鋼・高張力鋼・ホットスタンプ材・アルミニウム合金板
・マグネシウム合金・タイヤ用シリカ・窒化ケイ素・炭化ケイ素
加工品・応用材料・構造用接着剤・ガラス中間膜・高周波対応部材・内装用接着剤
・シート表皮材・内装表皮材・モーター/コイル用巻線
・電子部品用接着剤・自動車用放熱材
富士キメラ総研推定

参考文献:自動車用ケミカル&マテリアル市場調査総覧 2020

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