画像処理システムの世界市場 市場動向1

マーケット情報TOP
■画像処理システムの世界市場

 2019年見込2018年比2022年予測2018年比
合計1兆2,836億円94.8%1兆5,024億円110.9%



処理装置2,264億円92.9%2,633億円108.1%
カメラ1,809億円97.6%2,151億円116.1%
キーコンポーネンツ672億円91.2%792億円107.6%
検査アプリケーション6,155億円93.0%7,041億円106.3%
観察・測定関連機器1,875億円100.9%2,151億円115.7%
AI・ディープラーニング応用製品62億円159.0%256億円6.6倍
富士経済推定



2019年の画像処理システムの世界市場は、米中貿易摩擦が想定以上に長期化・深刻化し景気減速と設備投資の停滞から、リーマンショック以来の落ち込みとなった。画像処理装置、画像センサー、FA用エリアスキャンカメラ、FA用ラインスキャンカメラをはじめとした主要処理装置やカメラなどの機器、既に普及が進んでいるデバイス関連や基板実装関連の検査アプリケーションを中心に市場の縮小が見込まれる。

一方、人手不足による省人化ニーズの高まりと画像処理技術の向上による検査範囲の広がりを背景に、自動車関連は目視検査から画像処理システムを採用した検査が増えつつある。景気の影響を受けにくく省人化ニーズが高まる食品・薬品・化粧品関連では、検査アプリケーションが活用されている。研究開発や品質管理用途が中心の観察・測定関連機器や近年採用が本格化しているAI・ディープラーニング応用製品は、米中貿易摩擦の影響も少なく引き続き拡大するとみられる。

今後製造現場では、画像処理のみならず画像活用ニーズの高まりや、省人化を目的としシステムを導入する業種や用途の広がり、アナログCCDイメージセンサーから本格的なデジタル化への移行進んでいく。また、スマートフォンをベースとした画像処理装置の登場、ディープラーニングの実用化による大手IT企業の外観検査ビジネスへの参入などから、当該市場は2022年には2018年比10.9%増が予測される。

■エリア別画像処理システムの世界市場

 2019年見込2018年比2022年予測2018年比
合計1兆2,836億円94.8%1兆5,024億円110.9%
日本2,383億円98.3%2,707億円111.6%
中国2,808億円93.1%3,416億円113.3%
その他アジア2,525億円89.5%3,019億円107.0%
富士経済推定
※日本、中国、その他アジアは合計の内数

2019年は各エリアとも市場の縮小が予想される。最も落ち込みが少ないのは省人化への対応の必要性が高く、かつ品質管理用途の需要が底堅い日本であり、2018年比1.7%減が見込まれる。中国は内需向けが好調なものの、輸出向けが米中貿易摩擦の影響により減少し同6.9%減、その他アジアは設備投資を見送った企業がほかのエリアと比較し多くみられることから中国よりも落ち込み、同10.5%減が見込まれる。欧州は東欧の自動車関連分野で設備投資が旺盛なこと、米州はAmazon.comをはじめとする物流向けが好調なことから、縮小は限定的である。画像処理システムへのニーズは底堅く、市場縮小は2019年に1年にとどまる見込みであり、2020年には2018年に並ぶ市場規模までに回復するとみられる。

※対象品目



処理装置・画像処理装置(筐体型) ・画像処理装置(ボード) ・画像センサ ・三次元デジタイザ ・3Dロボットビジョンシステム ・製造現場向けドライブレコーダ ・スマートフォン活用型画像センサ
カメラ・FA用エリアスキャンカメラ ・FA用ラインスキャンカメラ ・赤外線サーモグラフィ ・ハイパースペクトルカメラ ・4K監視カメラ(工場監視用)
キーコンポーネンツ・画像処理用LED照明 ・画像処理用レンズ ・産業用イメージセンサ







ショ
デバイス関連・FPD検査装置 ・ウェハ外観検査装置
基板実装関連・クリームはんだ印刷外観検査装置 ・インライン実装検査装置(リフロー前後) ・AXI
自動車関連・自動車部品外観検査装置 ・自動車ボディ塗装検査装置 ・タイヤ外観検査装置
製紙・印刷関連・Web外観検査装置 ・印刷面外観検査装置
食品・薬品関連・飲料容器外観検査装置 ・文字検査装置 ・錠剤・顆粒剤検査装置 ・食品用X線検査装置 ・食品用色彩選別機
観察・測定関連機器・CNC画像測定器 ・デジタルマイクロスコープ ・共焦点レーザー顕微鏡(工業用) ・工業用Ⅹ線検査装置 ・非接触三次元測定器
AI・ディープラーニング応用製品・ディープラーニング活用型画像処理ソフトア ・アクセラレータボード(non GPU)
富士経済推定

参考文献:2019 画像処理システム市場の現状と将来展望

技術革新が進む自動車業界特集


戻る
エンプラ関連情報サイト エンプラネット トップページ