製造業向けロボットの世界市場 市場動向1

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■製造業向けロボットの世界市場

 2019年実績2025年予測2019年比
製造業向けロボット1兆 174億円2兆2,728億円2.2倍
溶接・塗装系3,408億円6,527億円119.5%
アクチュエータ系514億円1,217億円2.4倍
組立・搬送系5,463億円1兆2,649億円2.3倍
クリーン搬送系789億円2,335億円3.0倍
富士経済推定


製造業向けロボット市場は世界的な人手不足を背景に拡大が続き、自動車関連やスマートフォン関連などでは自動化が進んできた。しかし、2019年は米中貿易摩擦の長期化による設備投資の抑制、スマートフォン需要の一服感や世界的な半導体不況により市場はリーマンショック以来の縮小となった。

2025年に向けては、生産性向上を目的としたスマートファクトリー化の進展、5Gの普及によるスマートフォンや半導体需要の高まりに伴う企業の設備投資強化、xEVや自動運転車の普及による生産ラインの刷新などにより、再び市場は拡大するとみられる。また、ロボット単体ではなく、製造工程に応じた複数のロボットの提案、アフターサービスまでの一貫したサポート体制の構築、AI、IoT、5G、VRといった新技術の融合により高度な自動化が可能となり、ロボットの活用シーンが広がると期待される。

対象品目(16品目)
溶接・塗装系1.アーク溶接ロボット 2.スポット溶接ロボット 3.塗装ロボット
アクチュエータ系1.単軸ロボット 2.直交ロボット 3.電動スライダ
組立・搬送系1.卓上型ロボット 2.パレタイジングロボット 3.取出しロボット 4.スカラロボット 5.パラレルリンクロボット 6.ヒト協調ロボット 7.小型垂直多関節ロボット(可搬重量20kg以下) 8.垂直多関節ロボット(可搬重量21kg以上)
クリーン搬送1.ガラス基板搬送ロボット 2.ウエハ搬送ロボット

■IoT・AI・サービスの市場

 2019年2025年予測2019年比
IoT・AI・サービスの市場1,552億円5,007億円3.2倍
富士経済推定


ロボット制御ソリューション、ヒト協調ロボットレンタルサービス、予知保全システム・サービス、製造業向けロボットアフターサービスの日本市場+日系メーカー海外実績と、モノづくり向けAIシステムの世界市場を対象とする。

モノづくりの現場における生産性向上を目的としたスマートファクトリー化の流れを受けて、市場は拡大している。現状では実証実験レベルの案件が多いものの、IoT・AI活用に対するユーザーの関心は高まっており、本格導入が進み、今後も拡大が予想される。装置の稼働監視だけでなく、予知保全や品質向上に直結する外観検査を中心に、IoT・AI技術を組み込んだソリューションの展開が進んでいくとみられる。

ヒト協調ロボットレンタルサービス、予知保全システム・サービスは自動車関連で導入が進んでいる。市場はやや成熟した感があるものの、今後は新たな業種への展開が期待される。ロボット制御ソリューションは個別のソリューション展開が多いため拡大は緩やかであり、今後の拡大にはパッケージ化を進めることが必要とみられる。また、モノづくり向けAIシステムはまだ実証実験レベルの案件が多いが、モノづくりの現場におけるAIに対する理解度の向上と共にニーズが増加し、本格導入も増えつつあることから緩やかに拡大している。

対象品目(5品目)
1.ロボット制御ソリューション 2.予知保全システム・サービス 3.モノづくり向けAIシステム 4.ヒト協調ロボットレンタルサービス 5.製造業向けロボットアフターサービス

参考文献:2019 ワールドワイドロボット市場の現状と将来展望 No.1 FAロボット市場編

技術革新が進む自動車業界特集


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