コネクテッドカー(つながる車)の世界市場 市場動向1

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対象品目(36品目)
コネクテッドカー関連サービス自動車向けデータ通信、盗難車両追跡(SVT/SVR)、テレマティクス(OEテレマティクス)、リモート故障診断/OBD、フリートテレマティクス 、OTAソリューション、テレマティクス自動車保険、車載eコマース、緊急通報(eCall)
コネクテッドカー関連機器・システムカーナビゲーション/IVI、音声認識インターフェース、ディスプレイオーディオ(DA)、ジェスチャーインターフェース、2D地図(ナビゲーション地図)、ドライバーモニターシステム、テレマティクスコントロールユニット(TCU)、ドライブレコーダー、ヘッドアップディスプレイ(HUD)
コネクテッドカー関連デバイス運転席前方ディスプレイ、車載GPS/GNSS、車載通信モジュール、セキュアマイコン、車載短距離無線技術
V2X関連機器・インフラV2X車載器(DSRC)、V2X用アンテナ、V2X車載器(C-V2X)、V2X路側機(RSU)
ADAS・自動運転関連機器・技術車載カメラ、画像処理プロセッサー(SoC/GPU)、ミリ波レーダー、バックアップ電源、LiDAR、自動駐車システム、3D地図(ダイナミックマップ)
EV電源ソリューションV2H/V2B、VPP・V2G
富士経済推定
■コネクテッドカーの新車販売台数(乗用車、商用車)

 2019年実績2035年予測2019年比
コネクテッドカー3,120万台9,420万台3.0倍
日本340万台380万台111.8%
北米980万台1,730万台176.5%
欧州780万台2,020万台2.6倍
中国560万台2,690万台4.8倍
その他460万台2,600万台5.7倍
富士経済推定


2019年の市場は前年比17.7%増の3,120万台となった。近年、中国をはじめ世界的に自動車市場の低迷が続いており、また、2020年には新型コロナウイルスに起因する自動車生産設備の稼働停止や一部サプライチェーンの寸断など市場へのマイナス要因もみられる。しかし、自動車メーカーをはじめとしてCASE関連への投資は活発であるため、市場は今後大幅に拡大し、2035年には2019年比3.0倍の9,420万台が予測される。

乗用車が市場拡大をけん引している。自動車メーカー各社の積極的な取り組みにより、乗用車の新車販売台数に占めるコネクテッドカーの比率は今後も高まり、2019年の34%から2035年には80%に上昇するとみられる。商用車においても2035年には75%に上昇すると予想される。

地域別では、現状、北米や欧州がけん引しており、今後も通信形態として車載セルラーを採用した車両を中心とした伸びが予想される。長期的に市場拡大をけん引するとみられる中国は、車載セルラーとモバイル連携採用車両の順調な伸びにより、2035年には2019年比4.8倍の2,690万台が予測される。中国では国レベルで車載セルラーによるコネクテッドカーを推進しているため、車載DSRC採用車両の普及は難しいとみられる。日本は、現時点で乗用車の新車販売台数におけるコネクテッドカー比率が75%を超えており、また、新車販売台数そのものが縮小するため、大幅な伸びは期待できない。現状はモバイル連携の採用が先行しているが、将来的には車載セルラーの採用が伸びるとみられる。また、車載DSRCの採用は少ないものの堅調な需要が予想される。その他では、東南アジア、ブラジル、インドなどの伸びが期待される。新興国を中心に、低コストで利用できるモバイル連携採用車両が市場をけん引するとみられる。

参考文献:コネクテッドカー・V2X・自動運転関連市場の将来展望 2020

技術革新が進む自動車業界特集


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