通販・EC(e-コマース)の国内市場 市場動向2

マーケット情報TOP
■注目市場
ネットスーパー
2020年見込2019年比2021年予測2019年比
2,625億円111.2%2,820億円119.5%

GMS/SMをはじめとした流通企業による、店頭の食品・産直品などを自社物流網により最短で注文当日に配送する店舗発送型のサービスをメインに、補助的にセンター発送を行うサービスも対象とする。

市場は生鮮食品などを、ネットを通じて手軽に注文できることが評価され拡大してきた。展開する大手流通企業は顧客の囲い込みができることから注力している。近年はスマートフォンやタブレット端末が普及していることに加え、共働き世帯の増加などライフスタイルの変化が進んでいることも市場拡大の追い風になっている。一方で、収益面などから中堅GMS/SMを中心に市場撤退の動きが見られるなど、上位集約傾向が強まっている。

2018年は、「SEIYUドットコム」(西友)と「楽天マート」(楽天)を統合した「楽天西友ネットスーパー」が8月からスタートし、“楽天エコシステム(経済圏)”入りを果たして楽天会員を中心とした需要を取り込み急伸したことが市場を押し上げた。2019年は、「楽天西友ネットスーパー」が大幅なプラスとなり、イオンリテールが展開する「おうちでイオンイオンネットスーパー」も順調に実績を伸ばしたことから市場が拡大した。2020年は外出自粛要請を受けて上位サービスを中心に需要が急増している。供給力を上回る需要に対して一時受注の見合わせが散見されたが、市場は大幅に拡大するとみられる。

需要が急速に増加していることから、今後はこれらの継続利用に向けた施策の強化が図られるとみられる。また、地方在住の高齢者を中心とした“買い物難民”に対し、自治体と連携してアプローチすることができれば需要の更なる囲い込みが期待される。

<調査対象>
通販形態分類分類
EC仮想ショッピングモール、総合通販・百貨店系通販、専門通販(自社サイトでの運営)、GMS・量販店宅配(ネットスーパー)
カタログ通販総合通販、百貨店系通販、専門通販
テレビ通販テレビ通販専門局、番組型ホームショッピング、インフォマーシャル、スポット広告型テレビ通販
ラジオ通販ラジオ通販(ジオ放送局運営型、番組枠買取型)
その他各社の通販事業に含まれる頒布会、催事販売などを含む

品カテゴリー分類品目
食品・産直品加工食品、菓子類、酒類、飲料、自然食、水産物、農産物など
健康食品・医薬品健康食品、サプリメント、医薬品など
ビューティ他化粧品、美容器具、健康器具など
生活雑貨家庭用品、トイレタリー(化粧品を除く)、食器、台所用品など
アパレル婦人服、紳士服、子供服、ベビー服、服飾雑貨、宝飾品、スポーツウェアなど
家電製品・パソコン家電製品、パソコン本体、パソコン周辺機器、パソコンソフトなど
書籍・ソフト書籍、雑誌、音楽・映像ソフトなど
その他家具・収納、インテリア、寝具、ホビー関連グッズ、玩具、スポーツ用品、文具、カー用品、ペット関連グッズなど
参考文献:通販・e-コマースビジネスの実態と今後 2020

技術革新が進む自動車業界特集


戻る
エンプラ関連情報サイト エンプラネット トップページ