MaaS関連市場 市場動向2

マーケット情報TOP
■注目市場
カーシェア
2020年見込2030年予測2019年比
426億円4,300億円9.1倍

事前登録した会員間で車をシェア(共有)して利用するサービスである。ここでは事業者が保有している車を登録会員間で共同利用するBtoCサービスを対象とする。

2020年は、新型コロナウイルス感染症の流行により、密を避けて移動できる手段としてカーシェアの需要が高まり会員数は増加する一方、シェア車両の衛生面での不安から利用を避ける既存ユーザーも多いため、市場は前年比9.4%減が見込まれる。しかし、カーシェアは通勤、通学、買い物など日常的に必要な移動手段としての需要が多く、累計の車両台数やステーション数は堅調に増えており、2021年以降は再び市場拡大が予想される。

現状、最寄り駅を拠点とした鉄道からの乗り換え利用が中心で、主要駅周辺にステーションが多く設置されている。また、主要都市では自家用車の代わりとしての利用も多いため、住宅密集地周辺の駐車場にもステーションが設置されている。また、コンビニエンスストアは、人が多く集まるため設置スペースとして注目されている。

シェアサイクル
2020年見込2030年予測2019年比
23億円76億円2.9倍

専用ステーションから自転車を借り出し、任意のステーションに返却が可能なサービスを対象とする。2018年に多くの事業者が参入したことにより認知度が向上し、利用者数が増えている。自転車活用推進法の施行により、地方自治体が民間事業者と連携してサービスを展開するケースもみられる。

2020年は外出自粛の影響などから利用者は減少しているものの、密を避ける移動手段とし評価され、事業者によっては登録者の大幅な増加がみられる。ユーザーの利便性向上のためステーション数と車両台数の増設が進められており、2021年以降は利用者が大幅に増えるとみられる。

駅からの二次交通としての利用が多く、駅周辺の駐輪場や駐車場の事業者がシェアサイクルを運営し、ステーションを設置するケースがみられる。コンビニエンスストアでもステーション設置が進んでいる。また、民間事業者と自治体との協業によって、今後は自治体が所有する土地スペースへの設置が進むとみられる。住民の利便性向上のためマンションにステーションが設置される事例も増えている。

参考文献:モビリティ・インフラ&サービス関連市場の将来展望 2021

技術革新が進む自動車業界特集


戻る
エンプラ関連情報サイト エンプラネット トップページ